特集 / SMB のビジネスチャット改革
1人あたり月額、上限。それ以上は払わない。
engawa — 縁側。家屋の内と外をつなぐ、廊下のような場所。a Japanese architectural element bridging interior and exterior
自社ホスト型のビジネスチャット engawa は、 1人あたり ¥100/月 で頭打ち。100名なら月 ¥10,000 固定。 運用は AI が代行する。
ChatWork や LINE WORKS で年間 ¥600,000〜¥1,920,000 を支払う 100 名規模の組織にとって、 「1人 ¥100 上限」という単一のルールは、稟議のロジックそのものを問い直す。 本稿ではコスト・運用・データ主権の3軸で、乗り換えの妥当性を検討する。
第一章
ビジネスチャットは「1人あたり月額」で課金される。 ChatWork のビジネスプランは1人月¥800、LINE WORKS スタンダードは1人月¥540、 Slack ビジネス+に至っては1人月¥1,600。
100 名規模で運用すれば、それぞれ年間 ¥960,000、¥648,000、¥1,920,000 となる。 そして、社員が増えるほど、この支出は線形に増える。退職者の権限剥奪、 新入社員のアカウント発行、退社時のデータ抽出 — そのすべてが、 終わらないサブスクリプションのなかで処理される。
「機能はオーバースペック。実際に使われているのはチャット、添付、検索だけ」 — 100名規模 SaaS 企業 IT 担当者 (匿名)
そして二つ目の問題がある。運用だ。 ベンダーがインフラを抱えてくれていても、組織側の運用は消えない。 退職者の削除、ロール変更、ストレージ整理、コンプライアンス監査の準備。 これらは「片手間」で処理される、つもりになっているが、実態は数十時間/月。
三つ目はデータ主権。機密性の高い社内会話のすべてが、 ベンダーのクラウドに保管される。米国拠点のサービスならば米国法の管轄に入る。 退会時にどこまでデータを引き出せるか、規約を最後まで読んだ担当者は、おそらく多くない。
第二章
engawa は、これら3つの問題に同時に答える。 クラウド上で動く軽量チャット、運用は弊社オペレーターが代行、データは組織の専有領域に保管。
01
OS のアップデート負担ゼロ。マネージドクラウドで動作するのでサーバの面倒は不要。独自ドメイン接続は CNAME + 自動 SSL。CSV 一括インポートで即運用開始。
02
バックアップ・パッチ適用・監視を弊社オペレーターが代行 (AI 補助で人手を最小化)。週次レポートを Slack / メールで配信。*
03
SQLite ファイル1つに集約。`cp` でいつでも持ち出せる。ベンダーロックインはない。
04
DM、@メンション、リアクション、返信、検索、ファイル添付。研修ほぼ不要で乗り換え可能。
機能一覧
| グループチャット / DM | 無制限のルーム作成、1:1ダイレクトメッセージ。 |
|---|---|
| ファイル添付 | 1ファイル50MB / 1メッセージ最大10件。画像はインラインプレビュー。 |
| 全文検索 | SQLite FTS5 による日本語対応の高速検索。ルーム・発言者・期間・添付・メンションでフィルタ。 |
| 返信 (引用) / スレッド | 特定メッセージへの引用付き返信。文脈を保ったまま会話を分岐。 |
| @メンション | 候補ポップアップ、↑↓選択、Enter / Tab 確定。@channel / @here にも対応。 |
| リアクション & カスタム絵文字 | 250種類以上をカテゴリ別に。組織独自の :shortcode: 絵文字も登録可能。 |
| 送信前 Markdown プレビュー | 太字・箇条書き・コードを送信前に確認。/template(定型文の呼び出し)・/schedule(予約送信)などの業務向けスラッシュコマンドにも対応。 |
| 予約送信 | 時刻指定でメッセージを下書き保留。Slack に無い差別化機能。 |
| ピン留め & お気に入り | ルーム単位のピン留めと一覧パネル、個人だけの「お気に入り」保存。 |
| ルームのアーカイブ | 削除せず棚上げ。誤削除を防ぎつつ一覧をすっきり保つ。 |
| 招待リンク | トークン付きリンクでメンバーを追加。発行・失効を管理画面から。 |
| 既読 / 未読 & キーワード通知 | WebSocket でリアルタイム同期。ルーム単位の通知レベル(全件 / メンションのみ / ミュート)と任意ワードのキーワード通知。 |
| カスタムステータス | 状況を絵文字 + テキストで表示。離席・集中などを共有。 |
| PWA インストール | iOS / Android のホーム画面に追加。ネイティブアプリのように起動。 |
| 多言語 (日本語 / 英語) | UI 全体を日英で切替。海外メンバーとも同じ画面で。 |
| ライト / ダーク | OS設定追従、または手動切替。 |
| 2FA (TOTP) | Google Authenticator など標準アプリで二要素認証。Slack Pro 相当を全プラン標準。 |
| パスワードリセット | メールベースの自己再発行。管理者の手作業を不要に。 |
| 禁止ワード & 即時モデレーション | 管理画面で単語登録 → サーバ側ブロック + 監査ログ。さらにヒット時は管理者へ即時アラート(どの部屋で誰が・どの語か)を通知。 |
| 監査ログ | 管理操作を追記専用で記録。コンプライアンス監査に対応。 |
| データエクスポート | 自分の全データを JSON で取得。GDPR 相当の開示請求に対応。 |
| AI 投稿 API | 外部スクリプトから AI Bot が投稿可能。プロジェクト/期限ごとに鍵を発行。 |
| Outgoing Webhook | メッセージイベントを外部ツール (n8n / Zapier 等) に転送。 |
第三章 / 差別化要素 (Team プランの運用代行)
engawa の差別化は、「監視と障害対応」を弊社オペレーターが引き受ける ことにある。バックアップやパッチ適用そのものは cron や unattended-upgrades 等の 標準的なスケジューリングで動くが、その動作確認と異常時対応は 人間がやるしかなかった — それを LLM ベースの AI 補助 + オペレーター が代わりに引き受ける。
深夜のディスク逼迫アラート、週末のパッチ失敗、月初のジョブ停止 — 1 人 IT 担当者が背負ってきた「目を離せない時間」を、AI 補助で要点を絞り、 オペレーターが対処する。 実際の破壊的操作は人間の承認を経て実行される。
* 運用代行は Team プラン契約者向けのサービス。 ベース機能 (チャット / ファイル添付 / 検索 / 監査ログ等) は Self-Hosted (¥0) でも全て利用可能。 Self-Hosted の場合は運用をお客様自身で行います。
なぜこんなに安いのか
高機能チャットの値段の大半は「個別対応のコスト」。 engawa はそこを思い切って削っています。 妥協できる会社にだけ、激安を提供する — それが基本姿勢です。
軽量設計
engawa は、高速・省メモリで知られるプログラミング言語「Rust」で 作られています。そのため本体のメモリ使用量はごく小さく、Mattermost や Rocket.Chat の 1/16〜1/20。小さく安価なサーバーでも快適に動くので、 運用コストを抑えられます(だから 1人 ¥100 が成り立ちます)。
| engawa | Mattermost | Rocket.Chat | |
|---|---|---|---|
| 言語 / ランタイム | Rust | Go | Node.js |
| 必要メモリ目安 | 数十 MB | 4 GB 以上 | 4 GB 以上 |
| AI 議事録 | ◯ 標準機能 | 外部連携 | 外部連携 |
余裕のあるリソース設計で、AI 議事録・全文検索・添付ファイル保存まで 標準で同梱しています。別途サーバーを足す必要がなく、 機能を増やしても運用負荷が増えにくいのが特長です。
料金
Team プラン が今すぐお申込みいただける主力プランです。 Self-Hosted と Enterprise はロードマップ項目で、提供時期は別途ご案内します。
推奨
主力プラン / 〜100名
¥10,000/ 月
Coming soon
100名超 / SSO / SLA 個別合意
お問合せ
* 運用代行は Team プラン契約者に弊社オペレーターが提供。提供開始日は契約時に個別に調整。
‡ ストレージ・保持期間・AI実行回数は社内利用想定で十分余裕のある設計。超過時は提案を行う (突然の停止はない)。
※ Self-Hosted と Enterprise はロードマップ項目です。詳細は順次お知らせします。
※ 月額にはサーバ / ドメイン / SSL / バックアップ / 運用代行を含む。隠れたコストはない。
※ トライアル中、いつでも解約可能。データは ZIP で持ち出せる。
比較分析
| ChatWork ビジネス |
LINE WORKS スタンダード |
Slack ビジネス+ |
engawa Team |
|
|---|---|---|---|---|
| 1人あたり月額 | ¥800 | ¥540 | ¥1,600 | ¥100 |
| 100名 × 月額 | ¥80,000 | ¥54,000 | ¥160,000 | ¥10,000 |
| 100名 × 年額 | ¥960,000 | ¥648,000 | ¥1,920,000 | ¥120,000 |
※ 各社の料金は2025年公表時点の標準プラン。プラン変更や割引交渉、年契約割引は反映していない。
※ 29名以下のチームは Self-Hosted (¥0) をご検討ください。
移行
現状ヒアリング、移行プラン設計、見積り。Web 会議で完結。資料持ち帰り可。
環境構築、ドメイン設定、ユーザー一括登録。初期チャネル構成も提案。
2週間の並行運用で社員に慣れてもらってから旧サービス解約。データ移行も支援。
Q&A
はい。Team プラン (〜100名) は月¥10,000 固定で、1人あたり ¥100/月が上限になります。100名を超える組織は「待機リスト」に登録いただき、別途ご相談 (Plus / Enterprise の追加検討は市場ニーズが見えてから)。突然の停止やシート単位の追加課金はありません。
突然の停止はしません。クォータの 80% に達した時点で AI が運用担当に通知し、次ティアへの移行か追加オプション (例: ストレージ追加 ¥500/10GB) を提案します。Team プラン (100GB / 100名) は社内チャット用途として十分余裕のある設計です。
定期実行されるバックアップ・ログローテーション・SSL 更新等は、AI ではなく cron や unattended-upgrades 等の標準的なスケジューリングで動いています。AI の役割は (1) これらが正常に動いているかの常時チェック、(2) 異常検知時の原因分析と障害対応、(3) 復旧オペレーションの提案、(4) 週次レポート生成 — つまり「監視と障害対応」です。破壊的操作 (削除 / 停止 / 上書き) は AI 単独では実行せず、必ず人間の承認を経ます。すべての操作は監査ログに残ります。
Slack / ChatWork 等の主要サービスからのエクスポート JSON / CSV を取り込みます。トライアル時にヒアリングのうえ個別対応するスタイル (ワンクリックの汎用移行ツールではなく、実機を見て調整)。完全な再現が難しい場合は、旧ツールを参照専用で残す運用も推奨しています。
パスワードは Argon2id でハッシュ化、2FA (TOTP) 対応、メールベースのパスワードリセット標準装備。通信は HTTPS (TLS 1.2 以上)、添付は組織専用領域に隔離、データは国内リージョンに配置。CVE 公開後は影響評価のうえ速やかにパッチを提供します (Enterprise プランでは個別 SLA を結べます)。
SQLite データベース全体と添付ファイルを ZIP でお渡しします。形式が標準的なので、自前環境への持ち出しも、他サービスへの移行も可能です。退去時の追加料金はいただきません。
Self-Hosted プランで対応可能。マネージドクラウド向けのデプロイ手順と運用ドキュメントを提供します。社内に IT 担当がいればすぐに立ち上がります (約30分)。完全オンプレ (社内 VPN 配下のサーバ) は Enterprise プランで個別に導入支援可能です。
PWA (Progressive Web App) として動作するため、ブラウザの「ホーム画面に追加」でネイティブアプリのように使えます。オフラインでもアプリ画面が開き、App Store / Google Play 経由のインストールは不要です。
まずは資料を見て、必要なら個別にトライアル相談。
御社の人数・現在のツール・運用負荷をヒアリングのうえ、移行プランをご提案します。
メール対応: 平日 10:00–18:00 | 通常24時間以内に返信
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